想像ができないなら淘汰される

RPA(ロボットによる自動処理)について何度か書いてきた。
会社でぼくは導入推進役をかって出ていて、どこまで複雑な処理に対応できるかを今年のテーマとしている。その手始めに、従業員の労働時間管理をRPAに任せることにした。

勤怠システムから全従業員の労働時間や残業時間のデータを抽出し、エクセルの管理表を作成する。長時間勤務者に印をつけたり、長時間労働申請をしていない人には催促メールを作成して上長も含めて通知する。毎月のことなので、月ごとにデータを追加していき、翌年になったら新しいファイルを作成してまた月ごとに積んでいく。
まぁまぁ複雑なわけで、人の手でやろうとすると毎月3~4時間はかかっていた作業だが、PRAをワンクリックした後、この一連の作業をロボットは5分で完了させてしまった。

PC内のロボットがピコピコ作業をやっている画面を目の当たりにしてちょっと驚愕。事務作業に人間様はもういらないと本気で思った次第だ。もちろん開発には時間はかかるが、それは一過性のもので完成してしまえば壊れない限り未来永劫に自動だ。

ということで、ロボットが事務作業者の領域に着々と踏み込んできたわけだ。頑なに自分の仕事(さらには自分のやり方)を守る人もいるが、ロボットに襲撃されるのはもう時間の問題だろう。事務作業界でダーウィン自然淘汰説が起こる日も近い。

だから、人間でしかできない仕事の方法を習得する必要がある。なにも難しいことではない。ロボットと人間の違いを捉えれば自ずと答えは出てくるからだ。

それは、「想像」をすること。

仕事においての想像、それはもっといい方法がないか考えることかもしれない、仮説を立てることかもしれない、この作業が本当に必要か検討することかもしれない。
こういった想像はさすがにロボットにはできない(未来はどうかわからないけど)

これまで通り事務作業をやるのはいいとして、この想像だけは忘れてはいけない。むしろ想像をしなくなったら生き残れないのだ。

 

考えなくていいただ作業に落とし込んでいる仕事は、もう人間の仕事ではなくなった。

想像をすることが人間の仕事なんだ。