「実務できます」というライバルは多い

うちの会社でもとうとうRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を本格的に導入する流れとなってきました。RPAとは要するに作業の自動化です。PC内にインストールしたロボットが人間の代わりに定義した実務をやってくれる。人間は実行ボタンを押すだけ、そんな時代になってきました。

ということで、特に事務職にとっては大問題なわけです。それはロボットというライバルがいきなり登場したのですから。しかも自分よりも早く、正確に作業してしまうのだからやっかい。ぼくの部署でのテスト検証では5時間かかっていた仕事が30分もかからずできるようになってしまいました。

ただでさえ「実務ができます」にはライバルが多いじゃないですか。給与計算だって、社会保険の手続きだって、経理の仕分だって、専門分野のような言われ方をされますが、覚えればできるのです。そう、覚えれば。

ということで覚えることが得意なロボットが投じられることになります。

ところでみなさんは、そんなライバルが多い土俵で戦いたいですか?ぼくは嫌ですね。だって自分よりできる人なんてわんさかいるし、そこにロボットまで参入されたら、たまったものではありません。

 

だからね、「ロボットができないことをやろう」という視点がこれからの鍵になるのではないでしょうか。それが会社で生き残れる術といっても過言ではないかもしれません。(特に事務職にとってはね)

 

それは何かというと「考えなければならない仕事」です。ロボットは決められた作業ならばお茶の子さいさいですが、提案とか、改善活動、ルール・運用作りはさすがにできません。

こういった仕事は人間でもやれる人と、そうでない人に分かれてきます。それはマニュアルやフロー図が作れるのは当たり前、関係者を巻き込んで調整役なんかもできないといけないからです。けっこう面倒なんですよね、だからこの土俵に上がろうとする人も少ないのでしょう。

しかし、これができないと近い将来ロボットに仕事を奪われることになります。奪われてから自分にできることを見つけるのではもう遅いのだよ…。

 

だからね、ロボットにできない仕事、今のうちに見つけておきましょ。