真面目気質の緩和、それはそれで不安を感じる。

みなさんはお盆休みをゆっくり過ごせたでしょうか。
ぼくはというと、仕事に仕事が重ってしまい実家への帰省すら願いませんでした。現在進行で仕事三昧です。(別に苦ではないけれど)


ぼくの例はちょっと極端ですが、働くことを厭わないムードのある日本。この国の有休消化率は50%だそうです。これは世界的にみても低い数字だそう。日本人の真面目な気質から休むことへの罪悪感を感じる方が多いとのこと。確かに周りが働いている中で、休んだり、早めに帰ろうとした時は、なんとなく引け目を感じますよね。この真面目さが有休消化を妨げる原因の一つと指摘されているわけです。これを「悪しき習慣」とニュースなどでは報じられることもあります。

一方、なぜかわからないけどフランスが対比する国としてよくあげられます。フランスの有休消化率はなんと100%です。ただでさえ休日が多く、労働時間も短いのに有休まで消化しきってしまうのだから、すごい。日本人はもっとフランス人を見習うべき、なんてことも言われたりしますよね。

 

でもさ、そうはいうけどさ、じゃあフランス人になってフランスに住みたいですか?

 

フランスの平均年収は約330万円です。日本は420万円くらいなので、けっこう低いですよね。まぁ労働時間も短いだけに当然と言えば当然です。しかしながら、物価は高めなんですよ。一度旅行でフランスにいったことがありますが、高級店でもないのに軽めのランチに2,000円以上かかったことを覚えています。

それになんといってもテロが恐いですよね。記憶に新しいパリのバタクラン劇場で起きた無差別発砲テロでは90名もの犠牲者がでてしまいました。移民を多く受け入れていることもあり、治安は悪くなる一方です。

 

少し話がズレましたが、日本人の真面目気質ってある意味日本を守っているようにも感じるんですよ。電通の事件があったようにもちろん長時間労働は抑制しなければならないし、もっと有休も消化しなければならない、働き方改革は確かにしなければならない。

でもね、真面目気質が緩和されたとき、それはそれで恐いことが起こりそうな、一抹の不安を感じてしまうのです。