割れた窓は、すぐに直そう

割れ窓理論」を知っていますか?

割れた窓を放置しておくと、「割れたままでもいいんだ」という周囲のモラル低下につながり、最終的には全ての窓が割られるという理論です。要するに、汚いところはさらに汚くなるし、その逆に、きれいを維持しているところは汚くすることに抵抗感が生まれ、きれいな状態を維持できるということです。

この理論で復興したのがニューヨークでした。

80年代のニューヨーク市は犯罪が多発しており、もはやこの治安は改善できないとまで言われていました。しかし、ルドルフ・ジュリアーニ氏が治安回復を公約に市長に当選すると、早急にこの「割れ窓理論」を取り入れました。

そう、きれな状態を保つことに徹底化を図ったのです。

落書き、未成年者の喫煙、歩行者の交通違反などなど、軽微な犯罪をスルーせずに取り締まりました。それが功を奏し、5年後の罪件数は強盗が54.2%、婦女暴行が27.4%、なんと殺人は67.5%も減少し、見事治安を回復することができました。

(無罪の人が捕まったケースもあり、すべて成功だったわけではありません)

 

これってビジネスにも精通していますよね。

 

打合わせである部署に足を運んだ時のこと、予定が書かれたホワイトボードに退職した方の名前のマグネットが貼られていました。不思議ですよね、どうしてだれもその氏名が書かれたマグネットを剥がそうとしないのか。

案の定、部としての運用もうまくいっておらず、従業員の士気も低いようです。

 

本当に、本当に小さなことだけど、それを放置するとあとで目も当てられない状態になるかもしれません。スルーしてきたこと、そろそろストップさせませんか。