地球に影響がないことを祈る

ペテルギウスをご存知でしょうか?
これを聞いてRe:ゼロのペテルギウス・ロマネコンティを思い浮かべた人はアニメ好きですね。

まぁ、そんなことはさておき、ペテルギウスとは恒星のひとつです。オリオン座を形成する星であり、冬の大三角を成す星でもあります。とてつもなく大きな天体であるため肉眼でも確認することができます。その大きさといったら、太陽の1,000倍であり、それは地球の190,000倍ということになります。

ペテルギウスは誕生してからまだ1,000万年の若い星ですが、既に膨張が限界にきているらしく、いびつな球状に変形しているようです。

じゃあ、限界までくるとどうなるのか?

それは空気を入れすぎた風船と一緒で、破裂します。これを「超新星爆発」というそうです。

これだけ巨大な星が爆発すると、それはそれは凄まじい「ガンマ線バースト」が降り注ぎます。なにかの必殺技みたいですが、端的にいえば超強力なレーザービームですね、ほんの少し触れただけで生物は死滅するでしょう。以前は地球にも少なからず影響が出るのではないかと懸念されていましたが、最近の調査ではその心配はないと考えられています。

(考えられているだけで、実際に爆発しないことにはわからないんだけどね)

だからこそ気になるのは距離でしょうか。地球からペテルギウスまでは640光年離れています。1光年は約9兆4千億キロなので相当離れています。僕たちに見えているペテルギウスは要するに640年前のペテルギウスの光なわけですね。

ん?まてよ?
もし、超新星爆発の強い光が肉眼で見えるようになるということは、640年前に既に爆発していることになります。よってまだ見えていないだけで、既に爆発している可能性もあるわけですね。

そう考えるとちょっと恐いですよね、離れているからこそ不安定なタイムラグを感じます。

とにかく、地球に影響がないことを祈るばかりです。