無限に増殖する細胞。

小林麻央さんが乳がんにより22日に死去しました。ご冥福をお祈りしたいと思います。

34歳という若さ、ぼくの一つ下です。がんが発覚したのは2014年10月、それから3年も経っていません。それくらい進行が早かったということでしょう。

ぼくの父親もがんを患っています。最初にがんが発覚したのは10年以上も前です。その後も至る所に転移し、手術や抗がん剤投与を現在進化形で繰り返しています。今では肺の半分以上を摘出し、睾丸も半分ありません。それでも生きています。

 

癌ができるメカニズム、

ぼくたち人間は60兆個もの細胞でできています。その細胞たちは数回分裂を繰りかえすとその分裂は止まり、細胞は脱落します。皮膚がいい例でしょうか。新しい皮膚は定期的に作られているわけですが、蓄積はしないですよね。いつの間にか垢となって剥がれ落ちています。こういった細胞の管理は遺伝子が担当してくれています。

しかしながら、その制御を搔い潜るのががん細胞です。

実は健康体の人でもがん細胞は毎日1,000個から2,000個ほど作られていると考えられています。今もみなさんの体の中ではがん細胞は少なからず生まれているわけですね、だからといってすぐにがんになるわけではありません。免疫細胞がその増殖を阻止し、がん細胞をやっつけてくれているからです。

でもね、何かの拍子に退治しきれないのも出てくるわけです。

倒せなかったがん細胞の分裂は止まることなく無限に増殖をします。このがん細胞の増殖によって正常な細胞が圧迫され、機能障害を起こしてしまうことにより少しづつ身体が蝕まれていくわけです。

若い人ほど進行が早いと世間一般では言われていますが、それはがんの特性にもよります。がんも様々なのですね。

 

毎日がん細胞ができているのだから、僕たちはいつがんになってもおかしくはありません。だからこそ重要なのは早期発見ができるかどうかなのです。

繰り返しになりますが、がん細胞は無限増殖をします。がん細胞が10億個のときと、100億個のとき見つかるのでは、生死に雲泥の差が生まれます。

仕事が忙しいからと、会社の健康診断を受けない人っていますよね。でもね、その一回を受けなかったことにより、一年後には手遅れになるほどがんが増殖する可能性があるわけです。

 

そういう意味では検診は一年に一回でも足りないのかもしれませんね。

なんか身体が変だな、そう思った時点で病院で検査をする。それくらい気を配ってもいいのかもしれません。