相対性理論はこんなところに使われていた

先日、日本版GPS衛星『みちびき』を載せたH2Aロケットが打ち上げられました。今年中にあと2機の衛星が打ち上げられる計画です。

みちびきは日本とオーストラリアを八の字を描いて周回します。最終的には4機の衛星が順繰りに周回することにより、その中のGPS衛星のどれかが常に日本の上空をカバーしてくれるようになります。それが実現するとGPSの誤差はわずか数センチになるそう。Google Mapsを使用すると時々自分が変なところにいてイラっとすることがありますが、それがなくなりそうですね。
また、盲人のためのナビシステムも開発中とのことですので、今後点字ブロックは不要になるかもしれません。

 

このGPS衛星、テレビで見るとただ宇宙に浮かんでいるように見えますよね、でも実は凄まじいスピードで移動しているって知ってました??地球を周回する衛星だと、そのスピードはだいたい秒速4km、約90分で地球を一周します。そう、1日に地球を16周もしていることになりますね。

 

ここで、あの有名なアインシュタイン相対性理論が使われることになります。相対性理論はぼくも詳しくは知りませんが、光や重力、空間のゆがみなどに関する理論と言えるのでしょうか。

相対性理論によれば、速度が速くなればなるほど、時間の進みは遅くなります。よって、高速で移動しているGPS衛星の時間は遅れてしまいます。
また、相対理論では重い物体に近づくと時間が遅くなります。ぼくたちは地球という重い物体で生活をしています。GPS衛星は高度2万km以上にいる(地球という重い物体から離れている)ため、逆に時間の進みが早くなるのです。結果的に後者の影響を大きく受けることにより、GPS衛星は時間が進んでしまいます。これを放っておくとどんどん時間差ができてしまうので、GPS衛星の時間は少し遅れるように補正をかけているわけなのです。

 相対性理論なんて何に利用しているんだろうと思っていましたが、こんなところで使われていたのですね。

でもこれ以外の使いようってあるのかな?