日本人は引き算を知らない

ファッションに詳しい友達がこんなことを言っていました。

「ファッションでもなんでも日本人は足すことしか知らない。もっと引き算をしないとバランスが悪い」

ふむ、最近ネイルをした女性をよく見かけますが、ビーズみたいなのも付いていて少しゴテゴテしているなぁと思うことがあります。その友達はビシッと一色。シンプルだけどカッコよく見えました。

 

たしかに日本は足すことが好きなのかもしれません。家電が典型的な例ですよね。機能が盛りだくさん。これが決め手になることもあるのでしょう。

ぼくの使っているドライヤーには「SCALP」というボタンがついています。地肌にダメージを与えない優しい温風です。でもね、ぜんぜん乾かないので結局は長時間かかり、意味ないじゃんという感じです。以来そのボタンは押していません。

 

仕事でもありました。人事からの依頼により、産業医面談に利用する勤務データを作成したのですが、他部署の方からそのデータで管理職の残業実態も計れるからと、あれもこれもと情報を付加してほしいとリクエストがありました。

さすがに本来の目的からズレてしまうのではないかと心配になりましたね。

 

人の心理として足すことの方が楽なのかもしれません。しかし、足しすぎることによって本末の目的を見失っては元も子もありませんよね。

 

引き算をしてシンプルにする。そして本来の目的を浮き彫りにしてあげることが重要ではないでしょうか。