肺が真っ黒になるというリアル

僕はたしか成人してからタバコを吸い、30歳になる前にやめました。
禁煙してかれこれ6年になると思います。

不思議なことに禁煙してからはタバコの匂いが大の苦手となり、電車でタバコくさい人が乗ってくるだけで車両を代えるくらいです。

もともと体質にあっていなかったのもありますが、もう一つきっかけとなることがありました。それは父親が肺がんを患ったことです。

日本人はだいたいがんで死ぬので、そんなことかと思うかもしれませんが、そこには少しのリアルがあります。

父親の肺がんを摘出する手術のビデオをみたからです(誤診などがないようにビデオを撮ることがあるようですね、手術後数年が経ってから親父と酒のつまみに鑑賞しました)

肺の手術をするためには、どうしたって肋骨がじゃまをします。いろいろとやり方はあるようですが、父親の場合は器具を使って肋骨と肋骨の間を広げていました。だから骨が弱い人は折れたりすることもあるようです。いざメスを入れて肺という臓器があらわになったところで、もうその異常さに気付きましたね。ニコチンなのかタールなのかはわかりませんが、そういった色になっているのです。普段見えていないけどそれが自分の体の中に入っている。そう考えただけでゾクッとしませんか。

 

ここまで書いておいてなんですが、ぼくも過去に吸っていただけにやめた方がいいとは書けません。それにやめることによって心がすり減ってしまうのであれば他の病気にかかることもあるでしょう。リスク承知で吸っているのだからあとは本人次第じゃないですか。

 

ただ、タバコによるリアルは知っておいて損はないと思います。