ノウハウがあるから外に出せる

以前に人事労務系を募集する採用活動に携わったことがあります。
管理系だけにそういった仕事をしてきた方からの応募が多いわけですが、面接では意外に感じたことがありました。

 

「社労士が全部してくれていたので、社会保険や給与計算の実務には詳しくはないです・・・」

社労士。その士業は労基法に精通し、社会保険の手続きや給与計算のプロフェッショナルと言えるでしょう。よって、その会社に知識・ノウハウがなくてもアウトソーシングしてしまえば何とかなってしまいます。

 社労士の顧問料と管理系人材を育てる手間を天秤にかけると、経営者としては外に出してしまった方が楽なのかもしれません。

 

でもね、これってリスクじゃないですか?

 

せちがない世の中なのか何なのか、廃業してしまう社労士をこれまで何人か見てきました。それに、コスト削減の名のもとに業務の内製化を図ることもあるでしょう。
たいしたノウハウもない状態でそんなことになったらどうなるか。それこそ一から始めなければならず、そこには今さら感満載の生みの苦しみがあることでしょう。

これはもちろん管理系業務に限りません。業務の一部を、またはすべてをアウトソーシングしているけど、自社側にノウハウがないためいざ自社に戻すことに決まってもなかなか戻せない。というのはよく聞く話です。

 

だから、「自社でもできる。ノウハウはある」これがアウトソーシングをする前提なのだと思います。そして、外に出した後もそこで積まれるノウハウは共有してもらう。こうやっておけば何があっても安心できますね。