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リスク度外視でも、やらなければならない

以前に事務のアウトソーシング会社で働いていたことがあります。

実務作業は契約社員やパートが担当します。正社員はどちらかというと人員の管理が主でした。そこではいわゆる「おつぼね」と呼ばれるベテランがいました。

まぁ、どこにいってもいますよね。長年いる分社員よりも知識が豊富であり、顧客ともまるで友達かと思うほどに信頼関係もできている。
これだけなら素晴らしいのですが、そうはいかないのが世の常です。

仕事をブラックボックス化してしまい、社員から手が出せない状態を作っていました。そのベテランに急に何かあったとしてもだれも対応することはできません。

それは十分にわかっているけれど、ある意味社員よりも立場が強いため、余計な提案をして下手に機嫌を損ねるわけにもいきません。そうやって何年も経過し、リスクがリスクのままで放っておかれていたのです。

ある時、センター長が代りました。その人は「やり手」と呼ばれる方です。
おつぼねの存在を察知し、何をしたか。

それこそ速攻で配置転換をしました。有無を言わさず別の仕事にあてたのです。
少しずつ変えていこう。そんな付け焼刃的対応ではなく、リスクを度外視したとしても変える。それくらいの決意をもった行動でした。
そのおかげで、チームはみるみる良くなったし、社員の立場も回復したと思います。

リスクを恐れていれば何もできません。変えなければならないのであれば、たとえリスクを度外視したとしても必要な行動もあるのです。