それでも、革新派でいきたい

みなさんは、保守派・革新派のどちらですか?
簡単にいえば保守は現状を維持すること、革新は現状をがらりと変えてしまうことでしょうか。ぼくは仕事においては革新派でいたいと思っています。

以前の会社である改革を推し進めたことがあります。それは営業支援システムを導入すること。顧客情報や案件管理をエクセルに頼りきっていましたが、そろそろ限界を感じていました。そのシステムの購入までに半年はかかったと思います。先方と幾度となく打合せをし、関係者を巻き込み、レビューのために役員会に乗り込んだこともあります。

そんな苦労をして手に入れた新システム。その末路は、営業にとっては使いづらい、使いきれない、そうして一年後には解約となりました。もうがっかりでしたね。莫大な費用もかかったわけです。その改革を進めたぼくに責任の一端があります。きっと経営者はぼくを恨んだことでしょう。
でもやってよかったと思っています。保守でいればお金はかからなかったかもしれません。しかしこの行動によってわかったこともあります。営業の方々はどんなシステムを入れようが使いきれないこと、そのシステムをよくしようとも思わないこと。社内システムには(退職をしなさそうな)専属の担当が必要など。これは会社にとって大きな収穫ですよね。

いや、本当にぼくに力量がなかったことは認めますよ。でもこの失敗は「糧」なのです。ぼくは今の会社でもシステム移行業務を担当していますが、このトラウマのおかげで慎重に慎重を重ねることができています。