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紋切り型に、はまらない

もんきがりがたと読みます。
決まった形式、型にはまっているという意味です。文章の書き方を指南した本にはこの紋切り型には注意するように書かれています。

よくある謝罪のひとこと、「この度の不始末を真摯に受け止め、今後に生かすとともに・・」「原点に立ち返って、誠心誠意の対応を・・・」など、決まりきった言いかた。この言葉を聞いてきちんと反省しているな、と思う人はほとんどいないのではないでしょうか。だってこの言葉に心は感じないですよね。

ビジネスメールで言えば、「お疲れ様です。」「よろしくお願いいたします。」も、紋切り型と言えるかもしれません。(ただこの言葉は相手に失礼がない無難な言い回しであったり、文章のリズムをとる上でも必要ですので、一概には言えません)

でもぼくは極力この言葉に逃げないようにしています。お疲れ様の代わりに、朝であれば「おはようございます」と言うし、久しぶりであれば「ご無沙汰しています」と使います。よろしくお願いいたしますも、「忙しい時期ですが、対応をお願いします」とか、「検討をお願いします」などで締めます。

決まったことばを選ぶのも使うのも簡単ですが、その反面、自分の内から発する言葉から離れていってしまいます。それは結果的に相手へ伝わりづらくなるということではないでしょうか。

 

11月に入り急に寒くなってきました、冬はもう間もなくです。きっとこの紋切り型がそそろそろメディアで使われることでしょう。

 

「いよいよ冬将軍の到来です。」