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給与計算者からみた、年末調整

来週からは管理系の一大イベント、「年末調整」の準備開始です。
従業員にとっては、年末調整って結局なんなの?よくわからず書類を提出し、よくわからず給与と一緒に還付金が支払わている、または天引きされている。そんなことが勝手に行わているという印象ではないでしょうか。

給与計算をする側から説明します。まず従業員が入社します。たいていは給与システムにその従業員の情報を登録します。税金に関わるところでいえば、甲欄か乙欄か。(甲欄は扶養申告書を提出している人、乙欄はダブルワークなどで他に主たる給与がある人)あとは扶養家族がいるかどうか。配偶者は専業主婦をしている、またはパートをしているけど税金の対象とならない収入である。さらに両親や子供を扶養にする。それらを給与システムに登録していきます。ひとまずはシステムが毎月給与計算をする度に所得税を計算してくれます。

しかしながら、人は成長したり老いたり、相手と出会ったり別れたりします。息子や娘が独立して稼ぐようになった、結婚したから配偶者を扶養にしたい、残念ながら離婚をした。などなど。そういった身上関係を確認して、システムに更新をかけていきます。

それでも完璧な所得税の計算はできません。例えば年末に結婚をして配偶者を扶養にしたとすると、その1年間は扶養家族がいたとみなされ控除を受けることができます。
そもそも生命保険料控除や住宅取得控除などは月々では反映ができないため、年末調整、文字どおり年末で調整をしていきます。

このように人によって様々なパターンに対応するため、管理系は年末お祭り騒ぎとなるのです。