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考えて、書くこと

初めてブログというものに触れています。
「なぜブログを始めようと思ったか」まずはそれを書くことにします。

 

ぼくは中小IT企業の管理部門(総務、人事労務)で働いていました。
いました、と過去形なのは会社が倒産することになったからです。

倒産といっても、すぐに解雇になるわけではなく別の会社に譲渡されることになり、雇用継続という意味では、一安心といったところです。

倒産とブログとどのような関係があるのか、それは業務日報にあります。
ぼくの所属する部門では毎日業務終了後に、日報をML(管理部門の関係者全員が入ったメーリングリスト)に送るのがルールでした。

入社当時、この日報が嫌でしょうがなかったことを覚えています。
管理部門の仕事なんてほとんどルーティンです。書くこともそのルーティンをうまくこなせたか、そうでないかを報告する毎日です。同じ管理部門の日報を見ても、体調が良くなかったとか、天気がどうだとか、満員電車で疲れたとか、仕事とは関係ない内容が目立っていました。

楽しくない、面倒くさい、そう思うならおもしろくしてやれと気概し、日報の最後に「今日の知識」というコーナーを設けることにしました。
このコーナーでは総務労務ネタ、時事ネタ、自己啓発など自分の部下にちょっとした知識や気づきを与えられないかと思ったのが始まりです。

 

ぼくは社労士を目指したことがあり、まる2年勉強にいそしんだ経験があります。
結果として合格することはできず、今は社労士資格を取ることをあきらめました。
あきらめたというよりは、時間の無駄を感じたのかもしれません。社労士として開業する人はもちろん必須資格ですが、企業内社労士を考える人にとっては資格がなくとも知識があれば十分やっていけるだろうし、覚えてもしょうがない知識を時間をかけて暗記するぐらいなら、ビジネス書の一冊でも読んだほうがよっぽど意味のあることに気づいたからです。

とは言うものの、たった2年間勉強した知識は大いに役立ちました。労働基準法の中身なんか知っている人は少ないため、こういった知識は重宝されたわけで、自信にもつながりました。ここで得た知識を少しでもみんなに知ってほしい、知識は武器になることに気づいてほしいと思いました。

立派なことを書いていますが、今日の知識は自分のためにやっているところもあります。一日の仕事が終わり疲れて帰宅した後、ネットや本を読みあさることは自分の脳を鍛えるにはもってこいの行為でした。脳を鍛えることができることを知ったのもこの活動によるものです。

話はもどって倒産を目前に控えた今、日報制度はなくなりました。こういった状況の中ではネガティブな内容となることが予想できたからです。メーリングを利用しているだけにさまざまな関係者が閲覧できるため、その影響力の大きさを懸念したわけです。

現在は日報制度がなくなってちょうど一か月が経ちます。
移籍に向けた仕事を終え家に帰ると、疲れからかすぐに熟睡してしまいます。
以前のように「今日の知識を書くまでは寝ない」という気持ちは意気消沈しています。それはせっかく鍛えた脳が衰え始めていることを意味しているのではないかと心配になりました。

そこで考えたのがブログです。日報はなくなったけど、これまで通りこのブログに「今日の知識」を書いていこうと決めました。書く日はこれまで通り平日にします。

 

誰に対して何を言っているのか不思議な心境ですが、よろしくお願いします。